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愛がなんだ 【ネタバレ注意】

 

最近Netflixで見た「愛がなんだ」の私の感想文。

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~あらすじ~

猫背でひょろひょろのマモちゃんに出会い、恋に落ちた。その時から、テルコの世界はマモちゃん一色に染まり始める。会社の電話はとらないのに、マモちゃんからの着信には秒速で対応、呼び出されると残業もせずにさっさと退社。友達の助言も聞き流し、どこにいようと電話一本で駆け付け(あくまでさりげなく)、平日デートに誘われれば余裕で会社をぶっちぎり、クビ寸前。大好きだし、超幸せ。マモちゃん優しいし。だけど。マモちゃんは、テルコのことが好きじゃない・・・。

 

 

映画のポスターにある

「全部が好き。でもなんでだろう、私は彼の恋人じゃない」

都合のいい女の話なんかなという第一印象。

反面教師のつもりで見始めたという経緯。

 

この映画は好きが常に一方通行でなんとも言えない気持ち。

テルコのマモちゃんへの愛を超えた執着心、、去年の私やって見ててなった。笑

好きってなると周りが一切見えなくなる、

友達の意見なんかどうでもよくて、

心の奥底では相手の気持ちに気づいてるのにたまにの優しさに嬉しくなって

呼ばれるとひょこひょこ会いに行ってしまう、、

自分の都合のよさなんかとっくの昔に気づいてるのに見て見ぬふり。

何がこうさせるんか、なんでそこまでしてその人がいいのか、

好きなのか、愛なのか、一緒にいたい理由はなんなのか、

彼でないといけない理由はなんなのか、そこまで執着するのはなんでか。

 

客観的に見ると、私は別にそんな会いたくないよ、

たまたま時間あるから会うって感じを出してても

都合のいい人って滲み出るなにかがあってそこを相手に利用されるわけで

テルコ…行ったらあかんって思いながら見てた。笑

 

マモちゃんになりたいって言ってたテルコの言葉が印象的で

自分にないものに惹かれる恋の典型的な形を表してる映画やなって印象。

自分にないものを手に入れたいっていう執着心なんかな?

この映画はそれの究極って感じ。笑

最後はゾッとしてしまう終わり方で更に何とも言えない気持ちに…。

 

テルコとマモちゃんの恋模様だけじゃなくて

登場人物それぞれの恋模様がいろんな意味で交差してるのもおもしろいポイントかな。

 

すっきりするというよりは終わった後に考えさせられる映画でした。